2016年 10月 20日
私たちは解雇に慣れてない(林克明さん記事) |
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東北大学、5年上限就業規則強行で
非正規職員3200人以上に雇止め宣告
「私たちは解雇に慣れてない」
(林 克明)
東北大学が揺れている。
大学側が、雇用安定を目的とした改正労働契約法の趣旨に反して、今年2月から4月にかけての説明会等で、5771名の非正規職員のうち3243人を、2018年3月から数年間で雇止めする、とあらためて宣告したからだ。
背景には、短期契約を繰り返す有期契約労働者の雇用安定を図るために13年4月に施行された改正労働契約法がある。
有期雇用労働者の雇用期間が通算5年に達すれば、本人が希望すれば期限のない無期契約に転換できるものだ。
ところが東北大学は、非正規職員の無期転換を阻止するため、当事者の意見も聴かず5年で雇い止めとする就業規則を成立させた。
同じ目的で5年雇止め規則を作った早稲田大学は刑事告訴・告発され、5年上限を撤回。多くの大学も5年上限を次々に取り下げている。
また、65%の企業が5年以内の無期転換を決定、という調査もあるなかで、同大学は孤立を深めている。
非正職員ら約1200名が、雇い止め反対の署名を里見進総長あてに提出するなど、反撃が始まった。
by uuplt
| 2016-10-20 16:09
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