2016年 05月 01日
早稲田ユニオン臨時総会/シンポジウム「戦争と学生」・ご報告 |
首都圏大学非常勤講師組合 早稲田ユニオン臨時総会
シンポジウム「戦争と学生」ー経済的徴兵制をぶっ潰せー・ご報告
4月30日午後、早稲田大学15号館102教室で開催されました、首都圏大学非常勤講師組合早稲田ユニオン臨時総会・シンポジウム「戦争と学生」ー経済的徴兵制をぶっ潰せーは、告知期間が短かったにも関わらず、聴衆300人をお迎えでき、成功のうちに終了することができました。
【開会挨拶・組合報告】
首都圏大学非常勤講師組合委員長・松村比奈子が開会の開会のご挨拶をした後、早稲田ユニオン代表・大野英士が、この3年間の早稲田大学との争議の経過と和解の意義を説明。
【シンポジウム】
シンポジウムは主催者の予想をはるかに超える充実ぶりを示しました。
白井聡、布施祐仁、マニュエル・ヤン、高橋若木、栗原康の各氏という話し上手なバネラーの提題はいずれも刺激的で
(戦時でただ血気にはやる)「馬鹿は死ぬ。」
(今の世の中に)「畜生!畜生!畜生!」
(この閉塞的な世の中で無益に頑張るより)「熊と闘って人間の限界を超えよう」
など、この種のシンポジウムではあり得ない名言、迷言が連発され、会場はその度に大爆笑。
しかし、現在の大学の薄ら寒さ、学生・院生・非常勤講師・任期付講師等も含めた「元奨学生達」の置かれた困難な情況をめぐって次々に明らかにされる厳粛な事実と、それに対する極めて真摯な、時に突拍子もないと思えるけれども切実な対策に対して、聴衆も熱心に聞き入り、雨宮処凛氏が司会をした「全体討論」では会場からも活発な質問が提示され、パネラー同士がスリリングな論戦を繰り広げるなど、1分1秒たりとも聞き逃せない貴重な時間を共有できました。
賛同人の国会議員からは共産党の田村智子議員、社民党の福島みずほ議員の出席を頂きそれぞれ熱いメッセージ。
最後に「参加者一同」による「大会宣言」を採択して大会を終えました。
【中継・ストリーミング】
臨時総会・シンポジウムの模様は、IWJによってインターネット上でストリーミング配信され、今後も以下のアーカイブから全編を視聴できます。
<ストリーミング・アーカイブ>
【閉会後】
なお閉会後、早稲田大学近くで開かれた二次会には、パネラーや組合員、参加者に加えて、「生活の党と山本太郎となかまたち」参議院議員・山本太郎その人がひょっこり現れ、宴の終わり近くまで、意見交換や今後の共闘等について、これまた熱い交歓と議論が交わされました。
なお、このシンポジウムを「書籍化」する話も進行中です。
「民間から政策提言」を、という「大会宣言」の趣旨からも、出来れば参院選前に皆さまのお手もとにお届けできればと考えています。
by uuplt
| 2016-05-01 23:29
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